二度と『それ』をやるな。
おはようございます。24時間体制でLINE相談を受け付けている三浦です。
四方八方からダイエッターさんから相談がきます。そんな中『本当にこれだけはやめて』って内容があるんです。
それは糖質制限とカロリー制限を一緒にやっちゃうパターン。
これ一番体調にとって最悪で、理論上でも『人がぶっ倒れるには十分な食事術』です。
糖質制限は糖質を減らす食事でカロリー制限のときは『1gにつき9kcalある脂質』が避けられがちになります。※糖質、タンパク質は4kcal。
三大栄養素の役割を思い出して見ると、糖質は体を動かすエネルギーになり、脂質も細胞膜とか作りつつエネルギーになる。
タンパク質は体を構築する材料になるのですがエネルギーにはなりません。もうおわかりでしょうか?
糖質と脂質を極端に減らす食事の場合、エネルギーがなくなってぶっ倒れます。本当に危険なんで、糖質制限とカロリー制限を一緒にやるのをやめましょう。
糖質制限をするときは必ず脂質は減らさないようにして絶対。約束だよ。本当に辛いし、絶対続けられないから。
🍚朝
バターコーヒー
ヨーグルト少々。
🍚昼
生野菜サラダに
オリーブオイル塩胡椒
🍚夜
バターて野菜だけ炒め
こういう食事。
ダイエットはカロリーを減らさなきゃいけないから。っていう気持ちは凄くわかります。長年刷り込まれてきた事は中々、変えがたい時ありますよね。
ただ、
- 糖質制限したら浮腫が抜けるだけ、ではないし。
- 脂質とり過ぎるだけで心疾患で死ぬ、わけではないし。
現実世界に浮かび上がってきてる事実は、そんなにシンプルでもないので、もう少し噛み砕いて、情報を覗いてみたら食生活は変わると思うの。
体・栄養素はそんなにシンプルではないから極端なことやって上手くいく構造ではないの。だから、多角的な視点を持って情報をみよう。
最近読んでる統計学の本で『因果関係』と『相関関係』って言葉が出てきて、興味深かったのでシェアします。
ぼくの感覚で言うと
- 『因果関係』=事象と原因に関係がある
- 『相関関係』=事象と原因に関係がない偶然
例えば
毎年健康診断に行っている人は長生きする確率が高い。というデータがあったとします。
この、毎年健康診断に行ってる人という属性と長生きする確率が高いという数値は因果関係か?相関関係か?を考えた時に、
例えば
健康診断に行く人は長生きできる薬をもらって飲んでいるから、長生きできる確率が高い。
で、あれば薬をもらったので長生きである、という紐付けができるので、因果関係(関係性のある)となります。
ですが、健康診断に行く人は『健康意識が高いから長生きする確率が高い』という風に考えた場合、健康診断に行くから長生きである、という考えに直接的な関係はありません。
なので相関関係になります。
何が言いたいかというと事実ってのは多角的な角度から分析をしなければダメで『この事実って本当なの?根拠は?』って考えを持たないと、一生、極端な情報に振り回されてしまいます。
ダイエット情報はデマ多い
ダイエットなんて特にネット記事で玉石混合なものが沢山あるのだから、自分で見分けないと本当にキッツイと思います。
なので『方法論』より『考え方』を検討した方が良くて、それが引いては将来の健康に繋がるのではないかと考えた次第です。
一番簡単なやり方は『本当に?』と『なんで?』を繰り返す事。よかったら是非やってみてください。
それでは本日は以上です!