
ケトジェニックで体脂肪が落ちないと言っている人がいる理由が全く理解できないので解説します
「ケトジェニックをやってるのに痩せません」
「むしろ太った気がします」
たまにこういう声を見聞きします。
でも、僕の正直な感想はこうです。
「いや、それケトジェニックできてないだけやで?」
って話。
だって、糖質制限して、脂質メインにエネルギーを切り替えて、インスリンの分泌を抑えれば、
理論上、脂肪が蓄積されにくくなって、しかも体脂肪がどんどん使われる状態になるわけです。
これで痩せないって、どう考えてもおかしいんですよ。
ケトジェニックやってるつもり、になってませんか?
痩せない人の多くがハマってる落とし穴がこれです。
「ケトジェニックやってるつもり」
実際は…
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糖質がちょこちょこ混ざってる
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プロテイン取りすぎで糖新生起きてる
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脂質が少なすぎてケトーシス入れてない
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間食でナッツやチーズ食べすぎ
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MCTオイルばっかでカロリーオーバー
とか、あるあるです。
本人は「ちゃんとやってる」と思ってるんだけど、実際にはケトーシスに入れてない。
これじゃ痩せないのも当たり前です。
ケトジェニックは“仕組み”が大事
ケトジェニックは「糖質を抜けばいいダイエット」じゃありません。
体を脂肪燃焼モード(ケトーシス)に切り替える“代謝スイッチ”の話なんです。
炭水化物を減らして、脂質をしっかり摂って、
タンパク質は多すぎず少なすぎず。
この絶妙なバランスで、体がケトン体を使うようになる。
つまり、「糖がなくてもエネルギー足りてます!」って体に思わせることがポイントなんです。
実は「やりすぎ」も落とし穴
あと地味に多いのが、
「ケトジェニックやりすぎて、ずっとカロリーも制限してる」って人。
ケトに慣れてくると、あまりお腹空かないんですよね。
だから気づいたら摂取カロリーが低すぎる状態が続く。
すると、体は省エネモードに入って、
脂肪を「なるべく使わず、ためとこ」ってなるんです。
これも体脂肪が減らない原因のひとつです。
まとめ:ケトジェニックで痩せない理由は、ほぼ「やれてないだけ」
厳しいようですが、これが事実です。
ケトジェニックが正しくできていれば、体脂肪は自然に落ちます。
落ちないのは、やり方が間違ってるか、抜け道があるか、そもそもケトーシスに入れてないか。
自分ではなかなか気づけない部分もあるので、
「ちゃんとやってるのに痩せない」という人は、
一度プロの目線でチェックしてもらうのもアリです。
僕も相談受けて「それ、ケトジェニックじゃないやん!」ってこと、めちゃくちゃあります(笑)
やれば痩せるのがケトジェニック。
でも“できてないと痩せない”のもケトジェニック。
そういう話でした。