
漠然とした糖質制限が痩せない理由

本日少し難しめの話。
ケトジェニックの
- 糖質を1日30g未満
- 全体カロリーの7割を脂質で
というルールのもと実践すると、意外に糖質カットはできるものの、脂質を7割ってのが難しい。
脂質食べるの難しい
理由は、肉・魚・大豆製品が食事として増えるので、栄養バランスとして、タンパク質が増えがち。
かし、タンパク質が増えすぎることはケトジェニックとして好ましくない。理由はタンパク質とりすぎによる糖新生が発生するから。

糖新生とは
名前の通り、糖質以外の栄養から「糖」を生み出す人間のメカニズム。
- アミノ酸
- プロピオン酸
- 乳酸
- グリセロール
から糖を作る仕組み。
20個のアミノ酸の塊が「タンパク質」なので、タンパク質を摂りすぎると糖新生で糖質が作られる。

エネルギー足りると
痩せない
その結果、糖質でがエネルギーが事足りるため、脂肪を原料としてケトン体生成が発生しない。
だからケトになれない。

ケトンは飢餓状態で出る
そもそもケトジェニックとは「貯蓄している糖質(グルコース)が枯渇したから、身体の脂肪を使ってエネルギーを生み出す」って仕組み。
脂肪がエネルギーに使われることで体脂肪が減る。って仕組みである。
なので「食事からの栄養でエネルギー足りてるよ」ってなると、脂肪を使う必要がない。すなわちケトではなくなる。

タンパク質は20%
だから「タンパク質は摂りすぎない」ってのがケトとしては理想。個人の意見ですが「タンパク質摂りすぎかも」ってなっていたら、
- 野菜量を増やす
- MCTオイルやオリーブ増やす
って方向性に少しシフトするのもあり。
自分実験せよ
なんにせよある程度、自分の身体の反応を見なければ、なので100%正解とも言えないが
「肉食ってるのにケトになれん」
って人は野菜・魚・オイル補充って方向性にシフトするのもありだと思います。
だから「タンパク質は摂りすぎない」ってのがケトとしては理想。個人の意見ですが「タンパク質摂りすぎかも」ってなっていたら、
- 野菜量を増やす
- MCTオイルやオリーブ増やす
って方向性に少しシフトするのもあり。

肉の品質によりけり
またまた個人的な見解ですけど「肉」ってのも品質により、オメガバランスが違ったり、一概に「肉」って言っても品質に差異があったり
飽和脂肪酸が増えること血管にダメージがないとは言い切れない。野菜とかオイルでバランスを取るのも良いかも。

漠然とした糖質制限から
環境を変化させる
話を戻すと肉肉しい生活をしろと言いつつ「ケトになれない」って場合は、タンパク質の量に気をつけてみる。
食物のバランスを見直してみる、ってのも一つの手でありますでござんす。
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それでは本日は以上です!
ケトジェニック野郎の
バターコーヒー
