
寝転びながらでOK!睡眠の質を上げる“ゆる瞑想”のすすめ
「瞑想は座ってやるもの」「集中できないと意味がない」
そんなイメージ、ありませんか?
実は、寝転びながらの“ゆる瞑想”でもしっかり効果があります。
特に寝る前のタイミングで行うことで、自然な眠りにスッと入れるようになり、睡眠の質がグッと高まるんです。
今回は、初心者でもできる「寝ながら瞑想」のやり方と、その効果についてお伝えします。
なぜ瞑想が睡眠に良いのか?
まず簡単に、瞑想が睡眠に与えるメリットをまとめておきます。
・副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなる
・頭の中の“ぐるぐる思考”が落ち着いて、眠りにつきやすくなる
・ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が減り、体の緊張がゆるむ
・メラトニン(睡眠ホルモン)が出やすくなり、自然な眠気が訪れる
つまり瞑想は、「体も心も眠る準備に切り替えるスイッチ」のようなものなんですね。
寝ながらでもOK!初心者におすすめの“寝転び瞑想”のやり方
1. 仰向けになって、楽な姿勢をとる
・布団やベッドの上でOK。
・両手は体の横か、お腹の上に軽く置いて。
・膝を軽く立てたり、膝下にクッションを入れるとさらにリラックスできます。
2. 目を閉じて、呼吸に意識を向ける
・呼吸をコントロールしようとせず、「今、吸ってる」「今、吐いてる」と観察するだけ。
・お腹がふくらんだりへこんだりする感覚に、ゆったり意識を向けてみましょう。
3. 雑念が出てきても、気にせず呼吸に戻る
・明日の予定や今日の出来事が頭に浮かんできてもOK。
・「あ、考えちゃってたな」と気づいて、また呼吸に意識を戻すだけでOKです。
4. 眠くなったら、そのまま眠ってOK
・寝落ちしてもまったく問題ありません!
・むしろそのまま自然な入眠につながることこそ、寝る前瞑想の理想形です。
よくある質問
Q. 瞑想中に眠ってしまうけど、大丈夫?
→ はい、大丈夫です。寝る前の瞑想は“リラックス目的”なので、寝落ちは成功です。
Q. 朝や昼も寝ながらやっていい?
→ 寝落ちしたくない時間帯(朝や昼)は、座って行う方がおすすめです。
最後に:ゆるく続けることが何より大事
瞑想は「正しくやること」よりも、毎日少しでも続けることの方が効果的です。
スマホを見る前に3分間だけ静かに呼吸を感じる。
それだけで、心と体はちゃんと反応してくれます。
寝つきが悪い。眠っても疲れが取れない。
そんな方は、ぜひ「寝転びながらのゆる瞑想」を試してみてください。
スキマ時間でも、心と体にちょっとしたご褒美を。
眠る前の“呼吸ひとつぶん”が、明日のパフォーマンスを変えてくれるかもしれません。