
🍩お菓子がやめられないのは「脳」のせいかもしれない
〜ファスティングでドーパミンをリセットするという選択〜
こんにちは、ミウラタクヤ商店の三浦です。
今日は「どうして食欲が止まらなくなるのか?」という話を、脳の仕組みから紐解いていきます。
突然ですが、こんな経験はありませんか?
・お腹は空いていないのに、冷蔵庫を開けてしまう
・気がつくとコンビニで甘いものを買っている
・食べた後に、なぜか罪悪感が残る
実はこれ、あなたの意志が弱いわけではありません。
問題は、ドーパミンという脳内物質にあります。
🧠 ドーパミンとは?
ドーパミンは、脳内で「快楽」や「報酬」を司る神経伝達物質。
私たちが何かをして「気持ちいい」「うれしい」と感じたときに分泌されるホルモンです。
たとえば…
・甘いものを食べたとき
・SNSで「いいね」がついたとき
・ゲームで報酬を得たとき
こうした瞬間にドーパミンは分泌され、脳は「またこれをやりたい」と学習します。
😨 ドーパミン依存がもたらすもの
問題は、こうした“快楽”を繰り返しているうちに、
脳がどんどん刺激に鈍くなっていくこと。
・少しの甘さでは満足できなくなる
・食べてもすぐにまた欲しくなる
・いつのまにか「食べたい」が「止められない」へ変わっていく
これは、ドーパミン報酬系が暴走している状態です。
⏳ ファスティングは「リセットボタン」になる
そんな“脳のバグ”をリセットする方法のひとつが、**ファスティング(断食)**です。
特におすすめなのは「16時間ファスティング」。
1日のうち、16時間は食事を摂らず、水やお茶などで過ごします。
例:夜8時に夕食を終えたら、翌日の12時まで何も食べない
🔄 なぜ断食が効くのか?
ファスティング中は食によるドーパミン刺激が遮断されるため、脳の報酬回路が静かになります。
この“静けさ”がポイントです。
・脳がドーパミン刺激の強さに再び敏感になる
・「普通のご飯」で満足できる感覚が戻る
・食後の罪悪感が減り、食との関係が健全になる
つまり、ファスティングは食欲をコントロールする「感覚」を取り戻す時間でもあるのです。
📅 どれくらい続ければリセットできる?
人によって異なりますが、あくまで僕自身やお客様の体験談からまとめると…
期間 | 起きやすい変化 |
---|---|
1日 | 「思ったよりいけるかも」と感じる |
3日 | 甘いものへの欲求が少しずつ減る |
5〜7日 | 食べ物への執着が落ち着いてくる |
14日 | 「前のような食欲の波」が消える |
※もちろん無理のない範囲で。週に数回の実践でも効果は感じられます。
🥣 断食後の食事は慎重に
せっかくリセットされた脳に、いきなり高糖質・高脂肪の食事を入れてしまうと逆戻りしてしまいます。
ファスティング明けは、次のような食材がおすすめです:
・発酵食品(納豆・ぬか漬け)
・野菜スープ
・卵・豆腐などのたんぱく質
・無糖ヨーグルトやナッツ
“素材そのまま”に近い、シンプルな食事がポイントです。
✅ まとめ
食欲が止まらないのは、意志ではなく「脳の仕組み」の問題。
ドーパミンの暴走をリセットするために、
ファスティングは非常に有効な選択肢のひとつです。
まずは16時間断食を3日間だけ。
それだけでも、驚くほど「脳の静けさ」を感じられるはずです。
📩 ご相談はいつでもお気軽に
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ミウラタクヤ商店では、無理のない“続けられるファスティング”を一緒に考えていきます。