
実はジョギングより「早歩き」の方が脂肪が燃えることがある話
こんにちは、ミウラです。
「よし、ダイエットのためにランニング始めるぞ!」
そう意気込んで走り始めた人が、1ヶ月後に膝を痛めて辞めている姿、よく見かけます。
でもそれ、実はちょっともったいないかもしれません。
なぜなら——脂肪燃焼だけを目的にするなら、ジョギングより“早歩き”の方が効率がいいケースがあるからです。
脂肪が燃える「ちょうどいい運動強度」がある
運動って、激しくすればするほど脂肪が燃えるわけじゃありません。
むしろ、強度が高すぎると体は「すぐにエネルギーが欲しい」と判断して、**糖(グリコーゲン)**を優先的に使い出します。
脂肪が使われやすいのは、中くらいの強度の運動。
感覚的にいうと、
・軽く息が上がる
・会話はギリギリできる
・少し汗ばむくらい
このくらいの運動が、脂肪を一番効率よく燃やしてくれます。
心拍数で言うと「最大心拍数の60〜70%」
脂肪燃焼ゾーンと言われる心拍数の目安は、最大心拍数の60〜70%。
最大心拍数は簡単に出せます。
たとえば40歳の方であれば、
つまり、心拍数108〜126くらいが脂肪燃焼に最適なゾーンということになります。
ジョギングで心拍数が140〜160まで上がっているとしたら、それは糖をメインに使っている状態。
だから「走ってるのに体脂肪が減らない」なんてことが起こるわけです。
走るとお腹が減る落とし穴
さらに言うと、強度の高い運動をすると「糖を補え!」という指令が体から出て、運動後に猛烈な空腹感が来ます。
脂肪を燃やすつもりが、
→ 帰宅後にラーメン
→ 結果プラマイゼロどころかプラス
…というパターン、実は多いです。
早歩きくらいの運動強度であれば空腹も強く来にくく、継続しやすいのもメリットです。
心拍数はスマートウォッチで簡単にチェックできる
「でも心拍数ってどう測るの?」と思われた方もご安心を。
今はスマートウォッチやスマートバンドで簡単に測れます。
僕が使っているのは、シャオミ(Xiaomi)製の「スマートバンド9」。
価格も安く、心拍数・歩数・睡眠・運動記録まで全部チェックできてめちゃくちゃ便利です。
脂肪燃焼ゾーンに入っているかもリアルタイムでわかるので、「ちゃんと燃えてるか」を見ながら運動できます。
運動の効率を上げたい人にはかなりおすすめです。
結論:焦って走らなくても、脂肪は燃やせる
走らなきゃ痩せない、というのは思い込みかもしれません。
目的が「脂肪を減らすこと」なら、ちょっとキツめの早歩きのほうが現実的。
膝も痛めないし、習慣化もしやすいし、心拍数的にもちょうどいい。
まずは1日20〜30分。
汗ばむくらいの早歩きを目安にやってみてください。
焦らなくても、正しく歩けば脂肪はちゃんと燃えていきます。
以上、ミウラでした。
脂肪燃焼は“頑張る”より“仕組みを知る”方が近道です。
うまく身体の仕組みを味方につけて、効率よくダイエットしていきましょう。
LINEでの無料相談もやってますので、気になる方はぜひどうぞ。