
ダイエット情報でよく見る「エビデンス」の取り扱い方について
こんにちは、ミウラタクヤ商店の三浦です。
最近はSNSやネットで「このダイエット法はエビデンスがある!」「論文で証明されています!」といった情報をよく見かけますよね。
でも、本当にその“エビデンス”って信じて大丈夫?
そして、僕自身はなぜ論文を読んで情報を集めているのか?
今日はその話を、僕なりの視点でお届けします。
僕はなぜ論文を読むのか?
僕は健康やダイエットに関する情報を調べるとき、
SNSではなく、PubMed(パブメド)などの論文データベースを活用しています。
また、英語で検索することで、日本ではあまり出てこない最新の知見に触れることができます。
僕がよくチェックしているのは:
・デイヴ・アスプリー:バターコーヒーの開発者でバイオハッカーの第一人者。
・マックス・ルガヴェア:科学的に健康を語るジャーナリスト。
・ドクター・ウィル・コール:ケトタリアン(野菜中心のケトジェニック)を発信するドクター。
なぜここまでして情報を探すのか?
それは、海外の情報の方が主観に偏らず、ロジカルで再現性があることが多いからです。
でも、論文は「正解」じゃない。
「じゃあ、論文に書いてあることが絶対なんですか?」
…そんなことはありません。
論文っていうのは、
「この条件のもと、こういう傾向がありました」
という限定的な調査結果です。
人間の体は一人ひとり違う。
論文で得られたデータが100%すべての人に当てはまるわけじゃない。
つまり、論文=絶対の真実ではないんです。
僕が大事にしているのは「咀嚼と翻訳」
論文を読むとき、僕がやっているのは「結論を出すこと」ではなく、
傾向を理解し、筋道を立てて考えることです。
たとえば「この栄養素が体脂肪減少に効果あり」と書いてあっても、
それをそのまま使うのではなく、
・どういう条件下で?
・どんな体質の人に?
・実際の生活に取り入れるならどうすればいい?
といった点を自分の経験やお客様の事例と照らし合わせて解釈しています。
SNSでよくある「ゼロか100か」の罠
SNSではよく見ますよね、
・「糖質は絶対NG!」
・「これを食べるだけで痩せる!」
みたいな極端な話。
でも、体ってそんなに単純じゃありません。
栄養、代謝、ホルモン、生活習慣…すべてが複雑に絡んでいます。
何かを「完全に正しい」と断定する情報ほど、僕は疑ってかかるようにしています。
僕のスタイル:主観と客観のバランス
僕がこれまで1,000人以上のダイエット相談を受けてきた中で、
「このタイプの人はこうすると痩せやすい」
という傾向もたくさん見えてきました。
だからこそ僕は、
・論文やデータ(客観性)
・実際の現場経験(主観性)
この両方を大事にしています。
情報の“扱い方”がすべてを決める
結局、どれだけ質の高い論文があっても、
それをどう解釈し、現実に活かすかが重要。
僕は、お客様の体質や悩みに合わせて、
「こういう論文の傾向があるから、こういうやり方が合うかもしれませんよ」
という柔らかく、現実的なアドバイスを心がけています。
最後に:迷ったら、LINEで相談ください
もし今、いろんな情報に振り回されているなら、
ちょっと立ち止まって、一緒に情報を整理する時間を持ちませんか?
僕が実際に経験したことや、読み込んできた論文からの知見をもとに、
あなたに合ったヒントをお伝えできると思います。
気軽にLINEからご相談ください。
論文は使い方次第。
正解じゃないけど、選び方のヒントになる。
その視点で、これからも健康情報をお届けしていきますね。