具体と抽象って聞いたことありますか??
最近「具体と抽象」という言葉をよく聞くんですが、これ、ダイエットでもめちゃくちゃ役立ちます。
むしろ、これが分かっていない人は…正直、ずっと“流される側のダイエッター”で終わる可能性が高いです。
「具体」は、何を食べるか。
「抽象」は、ダイエットをどう捉えるか。
この2つを自分の中で行き来できる人は、もう行動力と再現性の塊です。
逆にどちらかだけだと、頭でっかちになるか、行き当たりばったりになるかのどっちか。
そして99%の人がここでつまずきます。
まず“具体”の大切さ
ダイエットの世界でいう「具体」は、めちゃくちゃシンプルです。
・タンパク質をどれだけ摂る?
・糖質はどれぐらい抑える?
・脂肪燃焼に必要な栄養はどれ?
・日々の食生活をどう積み上げる?
こういう“手を動かすレベル”の話。
結局、体脂肪が減るという現象は「食べたもの」と「代謝の動き」の結果でしかないので、ここが固まらないとスタートラインにも立てません。
でも「具体」だけに寄りすぎると、
「これ食べたらダメですか?」
「○○だけ食べたら痩せますか?」
の“依存型ダイエット脳”に落ちてしまうのが落とし穴。
そして“抽象”の大切さ
ダイエットは“思考の競技”でもあります。
・自分が何を目指すのか
・そのためのルールをどう整理するか
・どんな状態が続けば長期的に痩せるのか
・どんな習慣がリバウンドを引き起こすのか
こういう“地図を描くような思考”が抜けていると、永遠に誰かの極論に引きずられます。
そして残念ながら世の中には、
極論を叫んで注目を集める人間がとても多い。
「これだけやれば痩せる!」
「糖質は悪!」「脂質は悪!」
「○○を飲めば解決!」
もうね、はっきり言うと——
ああいうのは阿呆です。
自分の影響力を高めたいがために“断言芸”をしているだけで、科学でも論理でもありません。
話が気持ちいいから信じちゃう人が多いだけ。
でも信用に値しません。
成功は他人に依存しない
僕は1,000人以上のダイエット相談を受けてきましたが、
痩せ続ける人の共通点は「自分の頭で考える力」を持っていることです。
短期的に痩せるだけなら、正直なんでもできます。
問題はそのあと。
自分で判断できない人ほど、見事にリバウンドします。
脂肪が減るとはどういうことか。
代謝とは何か。
どういう栄養が必要なのか。
教養と知識は「面倒くさい」と思われがちですが、
そこを避けている限り“本当のダイエット成功”はあり得ません。
だからこそ「具体」と「抽象」を行き来する
もちろん、めんどくさいのは理解しています。
僕だって毎日完璧にできてるわけじゃないです。
でも、
「今日はこれを食べよう」
「今の自分の戦略はこうだ」
と、日常レベルと抽象レベルを行き来できる人は、ほんとうに強い。
思考がスマートになり、行動がぶれなくなり、リバウンド率も一気に下がります。
“具体と抽象”という考え方は、ダイエットだけでなく人生全般にも効きます。
興味があれば、ぜひ一度この視点で自分の習慣や考え方を見直してみてください。







