
男性ほど「運動で痩せよう」とするけど、それではうまくいかない理由
最近、LINEでダイエットの相談を受けていて、ある傾向に気づきました。男性ほど「運動で痩せよう」とする人が多い。
たとえばこんな感じです。「毎朝ランニングしてます!」「ジムで筋トレしてます!」「食事は夜だけ控えて、野菜中心にしてます!」――それ自体は素晴らしいし、体の健康にはめちゃくちゃ良いこと。運動は本当に素晴らしい。血流もよくなるし、ストレスも減るし、筋肉は人生の資産です。
でも、体脂肪を減らしたいなら、それだけでは足りません。
運動してるのに痩せない理由
ここ、誤解してる人が多いんですが、運動だけでは脂肪は落ちにくいんです。ランニング30分しても、消費カロリーはだいたい200〜300kcalくらい。それ、コンビニのおにぎり1個分です。「え、あんなに汗かいたのに、それだけ?」って思うかもしれませんが、事実です。
一方で、昼ごはんにちょっとしたパンやパスタを食べると、平気で600〜700kcal超えます。つまり、頑張って運動して消費した以上に、知らず知らずのうちに食べてしまってるんです。
「運動 vs 食事」のたとえ話
ここで、たとえ話を一つ。脂肪を落とすのは「お金を貯める」のと似ています。
-
運動は、バイトをしてちょっとずつお金を増やす行為。
-
食事の改善は、無駄遣いを減らすこと。
バイト(運動)をしても、浪費(食事の乱れ)が多ければ、ぜんぜん貯金(脂肪減)できません。お金を貯めるコツは、「支出を減らす」ことが一番効果的なのと同じで、脂肪を落とすには「食事を整える」ことが一番の近道なんです。
よくある男性のパターン
男性に多いのは、こんなパターンです。
-
運動は頑張っている
-
食事は「野菜を多めに食べてます」くらい(内容は適当)
-
油は怖いから控えてる(でも糖質は気にしてない)
-
記録はしていない(自分の食事を客観視できていない)
その結果、「頑張ってるのに全然痩せない…」となってしまうんです。
ダイエット成功のカギは「記録と食事」
本気で脂肪を落としたいなら、食事を記録することから始めましょう。
何を食べたかを見える化するだけで、自分の課題がハッキリしてきます。
脂質を過度に避けて、糖質ばかりとっていたり、ヘルシーっぽく見えて、実はカロリー過多なメニューばかりだったり…。記録することで、「これが太ってた原因か…!」と気づけるんです。
運動は最高。でも「脂肪を落とす主役」じゃない
運動は、あくまでサポート役です。
-
健康維持
-
筋肉維持
-
ストレス解消
-
生活リズムを整える
そういう意味では、運動は毎日でもやった方がいい。でも、「体脂肪を落とす主役」は、あくまで食事の改善です。
期待値のズレが、挫折を生む
「運動で痩せると思ってたのに…」という“期待値のズレ”が、一番モチベーションを下げてしまいます。だから、運動で痩せようとするのはやめましょう。(もちろん、運動そのものは続けてください!)脂肪を落としたいなら、まずは食事の見直しから。それが、遠回りのようで一番の近道です。
食事改善の第一歩に「プチ断食」もオススメです
もし「何を食べたらいいか分からない」「食事を整えるのが難しい」と感じている方には、**1日1〜2食を抜く“プチ断食”**から始めるのもひとつの方法です。
僕が販売しているEATHACK断食プロテインは、プチ断食中に必要な栄養をしっかり補給しつつ、余計なカロリーや糖質はカットできるように設計しています。空腹を我慢せず、頭がスッキリした状態で日中を過ごせるので、「間食をやめたい」「食べ過ぎをリセットしたい」という方にもぴったりです。
食事改善の最初の一歩として、よかったらチェックしてみてください。