ケトジェニックか、お米食べろダイエットか?
絶賛ケトジェニック中の三浦です。
ダイエットの話をすると、必ず出てくる“永遠の論争”があります。
「糖質制限 vs カロリー制限」
どっちが正しいのか?
どっちが痩せるのか?
SNSでも、この2つの陣営が定期的にバトってますよね。
ただ、これ言っちゃいます。
極論、どっちでも痩せます。
まず結論:両方痩せる。なのに論争が絶えない理由
カロリー制限派からは、
「糖質制限なんて意味ない」
「水分が抜けてるだけ」
「筋肉が落ちてるだけ」
という批判が飛んできます。
逆に糖質制限派は、
「インスリンが〜、脂肪分解が〜」
と代謝メカニズムを根拠に反論する。
でも、ここで大事なのは生理学の事実。
・ケトジェニックでも代謝に沿って体脂肪は落ちる
・カロリー制限でも当然落ちる
つまり、両方とも“痩せるロジック”として成立しています。
「糖質制限はリバウンドしやすい」は本当か?
中長期的に見ると糖質制限はリバウンドしやすい、
と言う人もいるけれど、これも僕は違うと思っています。
だって、リバウンドの原因ってシンプルに食べすぎです。
どんなダイエットでも、痩せたあとに
「前の食生活に戻る」
「暴食する」
これをすれば、そりゃ戻ります。
それを“糖質制限のせい”にするのは違う。
では、なぜ糖質制限後に暴食してしまう場合があるのか?
・糖質処理能力が一時的に落ちている
・体が糖質に敏感
・ストレス
・睡眠不足
・生活環境の乱れ
いろんな要因が絡むから、単純に語れないんです。
ケトジェニック前に「お米なしは無理!」と言う人へ
よく言われます。
「お米なしなんて絶対無理」
「甘いものを食べない生活なんて想像できない」
でも実は、徹底的に糖質を抜くことで
甘いものへの欲求がスッと消える ケースが多いんです。
もちろん逆にストレスで反動食いが起きる場合もあるので、
全員に合うとは言いません。
けれど、合う人には本当に合います。
・食欲が安定する
・暴食がなくなる
・体調が整う
・体重がスルッと落ちる
こういうケースを何百件も見てきました。
だから、僕はよく
「まず1週間やってみてください」
と伝えています。
なぜ1週間で相性がわかるのか?
人間の体には糖質(グリコーゲン)が約400gほど貯蔵されています。
糖質制限をすると 2〜3日でこの400gが枯渇 します。
すると体は、
糖の代わりに脂肪をエネルギーに使うモードへスイッチ。
いわゆる “ケトーシスの入口” です。
この切り替わりのタイミングで、
・めちゃくちゃ体調が良くなる
・集中力が続く
・逆に合わずにしんどくなる
こうした変化が出るので、
1週間あれば自分に合うかどうかはほぼ判断できます。
そして大事なのは、
中途半端にやるとスイッチが入らない ということ。
・調味料の糖質を気にしない
・白米→玄米にしただけ
・低糖質っぽい食生活
これでは糖の貯蔵が抜けきらず、脂質代謝に切り替わりません。
やるなら一度、
極端な糖質ゼロを徹底してやったほうが効果がわかりやすい
という理由はここにあります。
炭水化物が本当にやめられないなら?
どうしてもお米やパンが好きな人はいます。
そういう人には、
お米を残したままのカロリー制限
という選択肢が普通にアリです。
どっちでも痩せるので、
自分が続けられる方を選べばOK。
最後に:正解は“あなたの体質と好み”
ダイエットは、
・遺伝
・体質
・ストレス
・睡眠
・ホルモン
・生活環境
・嗜好性
こうした複雑な要素が絡みます。
だから
「この方法が100%正しい」
と断言するのは危険です。
僕の結論はシンプル。
どっちでも痩せる。自分に合う方を選ぶだけ。
そして、
“続けられる方法こそ最強”
だと思っています。
ケトジェニックをもっと知りたい人へ
https://miuratakuya.store/pages/ketogenic-master2024







