40代を超えた女性が、筋肉が少ないと糖質を取って体がだるくなる理由
「最近、甘いものを食べるとやたら疲れる」
「お昼ごはんのあと、体が重くて動けない」
「昔は平気だったのに…」
40代を超えた女性から、こうした声を聞くことが本当に増えました。
年齢のせい、体力の低下、更年期だから仕方ない。
そう片づけられがちですが、実はこの不調にはかなり明確な理由があります。
それが
筋肉量の低下による、糖質処理能力の低下です。
筋肉は「糖を使う場所」
体の中で、血液中の糖(ブドウ糖)を一番多く使うのは筋肉です。
糖質を食べる
→ 血糖値が上がる
→ インスリンが分泌される
→ 筋肉が糖を取り込む
この流れがスムーズなら、食後にだるくなることはありません。
ところが40代以降の女性は、
・もともと筋肉量が少ない
・運動量が減りやすい
・年齢とともに筋肉が落ちる
という条件が重なりやすい。
結果として、
血液中には糖がある
でも受け取る筋肉が少ない
という状態になります。
血糖値が高い=エネルギーが足りている、ではない
ここがとても重要なポイントです。
血糖値が高いと聞くと、
「エネルギーは十分ある状態」と思われがちですが、
実際はまったく逆のことが起きているケースがあります。
・血液中には糖がある
・でも細胞に入れない
・細胞の中はエネルギー不足
つまり、体の中では
エネルギーがあるのに使えないという矛盾が起きています。
細胞レベルでは、
「燃料が届いていない」
「今は省エネモードに入ろう」
と判断されるため、
・だるい
・眠い
・動きたくない
・頭が回らない
といった感覚が出てきます。
糖質を取ってだるくなるのは、
糖が足りないからではなく、使えないからなんですね。
女性の場合はエストロゲン低下が拍車をかける
さらに女性の場合、ここにホルモンの変化が重なります。
エストロゲンには、
・インスリン感受性を高める
・筋肉で糖を使いやすくする
・脂肪の過剰蓄積を抑える
という役割があります。
40代以降はこのエストロゲンが減っていくため、
・筋肉は減る
・ホルモンのサポートも減る
結果として、
糖質処理能力が一気に落ちやすくなる。
「昔と同じ量を食べているのに、体が重い」
これは体の仕組みとして、とても自然な反応です。
睡眠の質が落ちると、さらに糖が使えなくなる
もう一つ見逃せないのが睡眠です。
睡眠の質が落ちると、
・インスリン抵抗性が上がる
・食欲ホルモンが乱れる
・筋肉の回復が進まない
つまり、
寝不足
→ 糖を使えない
→ 血糖値が下がらない
→ だるい
→ 動かない
→ 筋肉がさらに減る
という負のループに入りやすくなります。
これは「年齢のせい」ではなく、
体の設計通りに起きている現象です。
「筋肉を増やす」より、まず「筋肉を減らさない」
ここでとても大切な考え方があります。
多くの人はこの話を聞くと、
「じゃあ筋肉を増やさないといけないんですよね?」
と思いますが、40代以降で本当に大事なのは、
筋肉を増やすことより、まず減らさないこと
です。
筋肉は、
・使われている → 残す
・使われていない → いらないと判断して減らす
という、非常にシビアな臓器。
増えなくてもいい。
でも使っているというサインを送らないと、確実に減ります。
「筋肉が増えないなら運動しなくていい」は大きな勘違い
これは本当によくある誤解です。
「どうせ筋肉増えないし」
「ムキムキにならないなら意味ないですよね」
👉 完全に逆です。
筋トレや運動の役割は、
筋肉を増やすことだけではありません。
40代以降では、
筋肉を“維持するための刺激”を入れる
ことのほうが、はるかに重要。
女性が自宅で、自重で、短時間やる程度で
急激に筋肉が増えることは、現実的にほぼありません。
だから安心して、
「減らさないため」に動いてください。
自宅でできる「筋肉を減らさない」最低限メニュー
難しいことは不要です。
スクワット
・10回 × 1〜2セット
・椅子から立ち上がる動きでOK
太もも・お尻は、
糖質処理に関わる最大の筋肉です。
かかと上げ
・歯磨き中でもOK
・20回程度
血流改善と代謝の補助に。
壁プッシュ
・壁に手をついて腕立て伏せ
・10回程度
上半身にも「使っている」サインを送ります。
15分歩く
・速くなくてOK
・まとめてでなくてもOK
歩くこと自体が、
筋肉維持と血糖処理のスイッチになります。
目的は「頑張る」ことではなく、
筋肉を減らさないメッセージを体に送り続けることです。
EATHACK(イートハック)がこの流れに合う理由
ここまでの話を整理すると、
・筋トレ → 糖の受け皿を守る
・睡眠 → インスリン感受性を守る
・食事 → 血糖を乱さない
この3つがそろって、体は「使える方向」に戻ります。
EATHACKは、
・高タンパクで筋肉の材料になる
・糖質控えめで血糖を乱しにくい
・食物繊維が多く、吸収が穏やか
・夜にも使いやすく、睡眠を邪魔しにくい
つまり、
「痩せるため」ではなく
「糖を使える体に戻すため」
の栄養設計です。
まとめ
40代を超えた女性が糖質でだるくなるのは、
・筋肉量の低下
・エストロゲンの低下
・睡眠の質の低下
が重なり、
糖を使えない体になっているから。
血糖値が高い=エネルギー充足、ではありません。
むしろ、
「使えなくなっている」というサイン
であることも多い。
だから必要なのは、
我慢や根性ではなく、
・筋肉を減らさない
・血糖を乱さない
・体を支える
という、現実的な選択です。
その土台の一つとして、
EATHACK(イートハック)を使うという考え方は、
とても自然で、無理がありません。
▶︎ EATHACK 商品ページはこちら
https://miuratakuya.store/products/eat-hack
「頑張るダイエット」から、
整える選択へ。
体との付き合い方を、そろそろ変えていきましょう。







