パワハラTHEダイエットアドバイザー
#肩書きだけダイエットアドバイザーにご注意
世の中には権威を振り翳し仕事をする人間がいる。
もちろん「価値ある仕事」を達成して、実際にすごい人達もいる。
例えばコンサルティング・アドバイザー・コーチ・教師などなど。教える人たち。
肩書きで「なんか凄そう」という無意識の威圧感を与えてくれる人たちだ。ダイエット業界にもダイエットアドバイザーなる職種がある。
重複になるがサービスを提供してる人のほとんどは「すごく良い人が多い」。しかし今回は「トンデモ権威者」の話をしたいと思う。
「肩書きだけの人」
最近、てかよく聞く。
人生で5回くらい聴いたことある「厳しいだけの人」。
「食事アドバイスしますよ☺️私の言うことを聞いてくれれば痩せられます!頑張りましょう!」
と明るく話し、スタートすると「単なるキツいカロリー制限」を提案して、できなければ「は?私の言うことが聞けないの?」と言う。
「できないのはアナタの甘え」
と言ってくる。
マジでいるそういう人。
確かに「甘えでダイエット中にも食べる人」は一定層いる。そう言う人たちのために厳しく接するのはわかる。
でも、厳しく言われる人たちの中には逆に「私は甘えてるんだ。。。」って思わなくても良い人もいる。
要は食事の内容の改善が必要で「どうしてもお腹空いちゃう人たち」だ。甘えじゃなくて、栄養素の問題の人。
「グレリンとレプチン 」
そもそも空腹って脳が発生させる「命令」だから根性で乗り切れたら金メダル級の賛辞が送られるべき。
そもそも、流れとしては栄養素の状態からのホルモンの分泌によって「あれ?いま栄養不足じゃね?ワタシの体はもっと食べなきゃ?」という意識の伝達によって、空腹感は発生するのだ。
(糖質依存とか細かいこと色々あるけど割愛)
だから「確かに甘えてる人もいるけど食事内容が間違ってるが故に食べちゃう人」もいる。
根性だけで空腹感を乗り越えるのは、星飛雄馬でも多分無理。(ギブスつけられたらイケるかもしれん)
「過度なカロリー制限はやばい」
で、ホルモンってなに?っての代表格がレプチン とグレリンである。レプチン は食欲を抑え脂肪をもやす。グレリンは飢餓感を発生させるホルモン。
まずレプチン はタンパク質や脂質を原料に作られる。だから脂質とタンパク質はある程度とらないと「レプチン 」が分泌されずに空腹感がでる。
しかし恐ろしいことに「間違ったカロリー制限」をすると著しく、脂質が削られる。脂質は栄養素の中で唯一9kcalある。糖質・タンパク質は4kcal。
そうするとレプチンの分泌が不十分で「根性」で空腹感と戦わなくてはならなくなり、本当無理ゲーである。
カロリー制限は往々にして、この状況が発生しやすい。
そんな事実が明確にあるにも関わらず「カロリー制限しろ!できないのは貴様の甘えだ!異論は認めん!」ってことしか言わないダイエットアドバイザー(笑)
あえて(笑)つけるくらい笑っちゃう。
「それ俺でもできるんじゃね?」
いや、もしかしたらできないかも。
正直ひとに当たることを凄く苦手だ。小さな頃から婆ちゃんに「人に優しくね」と言われて育った僕は人に強くあたることができない。
#おばあちゃんにそんなこと言われたことない
てか、僕は、そんな非論理的な話でゴリ押しするKYな価値観は持っていない「普通の人」なのでゴリ押しとか無理。だから理論武装するタイプ。
余談はさておき、今回の投稿で言いたかったことは
「こういう人めっちゃおるから気をつけな。」
ってことである。
果ては、どんな権威の人でも、その人が言ってることは正解じゃないんで、自分でもっと勉強するか、三浦にLINEで聞く。をしてみてくれ。
よくよく考えてみて欲しい。何かしらの専門職に就いてる人たちに問いたい。あなたの仕事は100点ですか?まわりにパワハラ上司いない?
ダイエットアドバイザーも然りである。変な人はいる。
医者や管理栄養士は4-6年勉強し続けて取得できる資格だから本当に凄い人なんだとは思う。
ただダイエットアドバイザーって資格なしでも名乗れるのよ。ちなみに三浦は連載中のメディアで「ダイエット研究家」って名乗ってる。
だから本当にそういう偉そうな肩書きの人とのコミュニケーションの良し悪しは「人による」
ちょっとでも「ん?」って思うことがあったら、やめるか、三浦に相談して欲しい。
ただ三浦も言うかもしれない「それは甘いですよ」と。それは多分、食事制限せずフラペチーノ飲んで、運動してない人の場合である。
そういう人は達には遠慮なくパワハラをする。だから権威に盲信してはいけない。