
北海道に来たのでじゃがいもの栄養について考えてみた
北海道といえば、やっぱりじゃがいも。
広大な大地で育ったホクホクのじゃがいもは、そのままでも美味しいし、いろんな料理に使える万能食材だ。
でも、「じゃがいもって炭水化物だから太るんじゃないの?」と思ってる人もいるかもしれない。
そこで今回は、じゃがいもの栄養価や健康効果、注意点についてまとめてみた。
■じゃがいもの主な栄養素
じゃがいもは炭水化物が多いけど、それだけじゃない。
ビタミンやミネラルも豊富で、実は健康にいいポイントがたくさんある。
栄養素 | 100gあたりの含有量 | 主な働き |
---|---|---|
カロリー | 約76 kcal | エネルギー源 |
炭水化物(糖質) | 約17g | エネルギー補給に |
食物繊維 | 約1.3g | 腸内環境を整える |
ビタミンC | 約28mg | 免疫力アップ・美肌効果 |
カリウム | 約410mg | むくみ解消・血圧管理 |
ビタミンB6 | 約0.25mg | たんぱく質の代謝を助ける |
マグネシウム | 約20mg | 筋肉や神経の働きをサポート |
☝️ポイント!
じゃがいものビタミンCは、でんぷんに守られて加熱しても壊れにくい。
普通の野菜は加熱するとビタミンCが減るけど、じゃがいもは火を通しても栄養をしっかり摂れるのが嬉しい。
■じゃがいもを食べるメリット
じゃがいもは、意外とヘルシーな食材。
うまく取り入れれば、健康にも役立つ。
✅ 1. 血圧を下げる
じゃがいもにはカリウムが豊富。
カリウムは体内のナトリウム(塩分)を排出してくれるから、むくみ解消&高血圧予防に役立つ。
✅ 2. 免疫力アップ&美肌効果
ビタミンCが豊富で、風邪予防や肌のハリを保つ効果が期待できる。
しかも、じゃがいものビタミンCは加熱しても壊れにくいから、効率よく摂取できる。
✅ 3. 腸内環境を整える
食物繊維も含まれていて、腸の動きを活発にしてくれる。
さらに、**冷やしたじゃがいもにはレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)**が増え、腸内の善玉菌のエサになる。
✅ 4. グルテンフリーで消化に優しい
小麦と違ってグルテンを含まないので、グルテン不耐症の人でも食べやすい。
■じゃがいもの食べ方と注意点
「じゃがいも=太る」は誤解!
調理方法を選べば、じゃがいもはヘルシーに食べられる。
✅ おすすめの食べ方
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茹でる・蒸す → 余計なカロリーを抑えられる
-
皮付きで食べる → 食物繊維が摂れる
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冷やして食べる → 血糖値の上昇を抑えるレジスタントスターチが増える
❌ 避けたい食べ方
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フライドポテト・ポテトチップス → 油を吸って高カロリー
-
マッシュポテト(バター・牛乳たっぷり) → 糖質+脂質の組み合わせは太りやすい
-
塩分たっぷりの味付け → むくみの原因に
■調理法別カロリー
じゃがいもは調理法によってカロリーが大きく変わるので要注意。
調理法 | カロリー(100gあたり) |
---|---|
生じゃがいも | 約76 kcal |
茹でじゃがいも | 約80 kcal |
蒸しじゃがいも | 約84 kcal |
焼きじゃがいも | 約90 kcal |
マッシュポテト(バター・牛乳入り) | 約110〜150 kcal |
フライドポテト | 約300〜400 kcal |
ポテトチップス | 約550 kcal |
フライドポテトやポテトチップスはカロリーが跳ね上がるので、食べ過ぎ注意!
■ケトジェニックには向かないけど、カロリーも高くないので過度に恐れる必要はない
じゃがいもは炭水化物が多いので、ケトジェニック(糖質制限)には向かない。
でも、茹でたり蒸したりして食べる分にはカロリーもそこまで高くないので、適量ならそこまで気にする必要はない。
過剰に避けるよりも、食べ方を工夫してうまく取り入れるのが大事。
■まとめ
北海道に来たからこそ、改めてじゃがいもの栄養価の高さを実感。
炭水化物が多いのは事実だけど、ビタミンやミネラルも豊富で、食べ方次第で健康に役立つ食材だと分かった。
✅ カリウムでむくみ解消&血圧ケア
✅ ビタミンCが加熱しても残る=美肌&免疫力アップ
✅ 食物繊維&レジスタントスターチで腸活に◎
✅ 調理法次第でヘルシーに楽しめる
北海道のじゃがいも、せっかくだから茹でたり蒸したりして、素材の味を活かして楽しみたい!