
食欲が乱れるのは「意志の強さ」と無関係!ホルモンが原因だった
食欲のメカニズムを理解しよう
「最近、食欲が止まらない…」「満腹感が続かない…」そんな経験、ありませんか?
「自分の意志が弱いせいだ」と思ってしまいがちですが、実は 食欲はホルモンに左右される もの。
特に レプチン と グレリン という2つのホルモンが重要な役割を果たしています。
簡単に言うと、
- レプチン =「もうお腹いっぱい!」とブレーキをかけるホルモン
- グレリン =「お腹すいた!」とアクセルを踏むホルモン
この2つがバランスよく働いていると、食欲のコントロールがうまくいくのですが、現代の食生活では このバランスが崩れやすい のです。
では、それぞれのホルモンについて詳しく見ていきましょう。
レプチンとは?
レプチン は「満腹ホルモン」と呼ばれ、脂肪細胞 から分泌されます。
レプチンの働き
- 脳に「もう食べなくていいよ」と指令を出す
- エネルギー消費を促進する
- 体脂肪の増加を抑える
つまり、レプチンがしっかり働けば、食べ過ぎを防ぎやすい というわけです。
しかし、レプチン抵抗性が問題
肥満の人ほど脂肪細胞が多いため、レプチンの分泌量も増えます。
普通なら食欲が抑えられるはずなのに、脳がレプチンの指令を無視する ことがあります。
これを 「レプチン抵抗性」 と言い、結果的に食欲が止まらなくなります。
レプチン抵抗性を引き起こす原因
- 過剰な炭水化物・加工食品の摂取
- 睡眠不足(睡眠が短いとレプチンが減少)
- ストレス(慢性的なストレスはホルモンバランスを崩す)
グレリンとは?
一方、グレリン は「空腹ホルモン」と呼ばれ、胃から分泌 されます。
グレリンの働き
- 脳に「お腹が空いた!」と信号を送る
- 胃の動きを活発にする
- 成長ホルモンの分泌を促進する
グレリンは、食事の時間が近づくと増え、食後に減る という特徴があります。
しかし、不規則な食生活や睡眠不足でグレリンの分泌が乱れる ことがあります。
レプチンとグレリンのバランスを整える方法
この2つのホルモンのバランスを保つことが、食欲をコントロールするカギです。
✅ ① 睡眠をしっかりとる
→ 7〜8時間の睡眠 を確保すると、レプチンが増え、グレリンが減る。
睡眠不足は 食欲を暴走させる ので要注意!
✅ ② 適度な運動をする
→ 筋トレやウォーキング はレプチン抵抗性を改善する効果がある。
また、グレリンの分泌を安定させる働きも。
✅ ③ 加工食品や糖質の過剰摂取を避ける
→ 精製糖やジャンクフード を減らすと、レプチン抵抗性が改善しやすい。
✅ ④ たんぱく質を意識して摂る
→ たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品) はグレリンの分泌を抑え、食欲を安定させる。
✅ ⑤ 16時間断食(インターミッテント・ファスティング)を試す
→ 断食時間をつくることで、グレリンのリズムが整い、食欲のコントロールがしやすくなる。
まとめ
レプチンとグレリンは、食欲のアクセルとブレーキ の役割を果たすホルモンです。
✔ レプチンは満腹感を、グレリンは空腹感を伝える
✔ レプチン抵抗性があると、食欲が暴走しやすい
✔ 睡眠・運動・食事の工夫でバランスを整えられる
「食欲をコントロールできない…」と感じるときは、ホルモンバランスが乱れているサインかも しれません。
日常のちょっとした習慣を見直して、食欲をうまくコントロールしていきましょう!
ちなみに、食欲コントロールには「ミウラタクヤの断食プロテイン」も活用できます。
詳細はこちら→ ミウラタクヤの断食プロテイン
それでは、本日は以上です!
質問や感想はLINEでどうぞ!