「論理で痩せる」は幻想。でも“考える力”があなたを変える
「論理で痩せる」という言葉には、どこか安心感がある。
けれど現実はそんなに単純ではない。脂肪をエネルギーに変えるプロセスは、生理学的にも複雑で、メンタルの強さや理屈だけでは動かせない。
人間の身体は、睡眠、ストレス、栄養、ホルモン、代謝、遺伝…無数の変数に左右される。
だからこそ「これさえやれば痩せる」と断言する発信者ほど、危うい存在に見える。
「正解」を探すより、「ズレ」を潰す
ダイエットの本質は、努力でも根性でもなく“仮説と検証の積み重ね”にある。
なぜ停滞しているのか。なぜ食欲が止まらないのか。なぜ脂肪が落ちにくいのか。
一つずつ原因を見つけて修正していく。これこそが“論理的に痩せる”という意味に近い。
論理とは、正解を見つけるためのものではなく、間違いを減らすためのツール。
焦って「正しい方法」を追い求めるよりも、「何がズレているのか」を冷静に観察する姿勢のほうがずっと価値がある。
「私はこれで痩せました」に振り回されないこと
SNSを開けば、無数の成功談が目に入る。
「これでマイナス10kg!」という投稿を見て、希望を感じる人も多い。
けれど、その人の体質や生活習慣はあなたとは違う。偶然が重なっただけの成功を、一般論のように語る人は少なくない。
本当に結果を出している人は、自分の現状を正確に把握し、課題を一緒に考えてくれる相手を選んでいる。
知識と経験という“引き出し”をいくつも持つ人のもとで、冷静に検証を重ねていく。
それが、再現性のある成功に近づく方法。
無知はリスク。学ぶことが、いちばんのダイエット
SNSの情報に振り回されるのは、誰かが悪いわけではない。
単純に“知らない”ことが原因になっている。
「食べなきゃ痩せる」「糖質を抜けばいい」──そんな単純な知識だけでは、身体の仕組みに追いつけない。
栄養と代謝を理解する努力は、いちばん地味で、いちばん確実な近道。
派手な方法に飛びつくよりも、淡々と学び、自分の身体の反応を観察すること。
その積み重ねが、最終的に「論理で痩せる」という本当の意味を形にしていく。
本気で痩せたいなら、一緒に考えよう
ダイエットは一人で抱え込むほど迷いやすい。
もし今、「何を信じればいいかわからない」と感じているなら、気軽に相談してほしい。
あなたの状況を整理して、どう進めばいいか一緒に考えていこう。
👉 相談は三浦まで







