2026年は脂質代謝を活性化させろ
「脂質代謝を上げたいなら、糖質制限しないとダメですよね?」
この質問、ほんとによく聞きます。
で、先に答えを言うと、
別に、糖質を完全に抜かなくても脂質代謝は上がります。
今日はその話を、
“糖質制限信者を作りたいわけじゃない三浦”の視点で書きます。
脂質代謝が止まる理由を、勘違いしている人が多い
多くの人は、
「糖質を食べる
→ 脂肪が燃えなくなる」
と思っています。
でも実際はもう一段階あって、
糖質を食べ続ける
→ インスリンが下がらない
→ 脂肪を使う必要がなくなる
この流れです。
つまり問題は
糖質そのものというより、
“ずっとエネルギーが余っている状態”。
ここ、めちゃくちゃ大事です。
脂質代謝は「エネルギー足りません」と言われると動き出す
人間の体ってシンプルで、
「今、エネルギー足りないよね?」
って状況になると、
ちゃんと脂肪を使い始めます。
これを作る方法は、実は糖質制限だけじゃありません。
たとえば、
・食事と食事の間をちゃんと空ける
・間食をやめる
・軽く体を動かす
・タンパク質をしっかり入れる
これだけでも
体の中では「そろそろ脂肪使うか」というスイッチが入ります。
糖質をゼロにしなくても、です。
運動すると脂質代謝が上がるのは、理由がある
よく、
「運動しても痩せないですよね」
って言われます。
確かに、
運動だけで体重をガンガン落とすのは難しい。
でもここで混同しちゃいけないのが、
体重が落ちない ≠ 脂質代謝が上がっていない
という点。
筋肉を動かすと、
体は「エネルギー使ってるな」と判断します。
すると、
「じゃあ脂肪も使おうか」
となる。
これ、糖質を食べていても起きます。
だから
朝の散歩とか、
食後の10分歩行とか、
軽い筋トレとか、
あれ、ちゃんと意味あります。
“痩せない運動”じゃなくて、
“脂質代謝を呼び起こす運動”。
じゃあ、糖質制限って意味ないの?
いや、そんなことはないです。
僕自身、
糖質制限にも断食にも助けられてきました。
ただ、糖質制限って、
脂質代謝を「強制的に」思い出させる方法
なんですよね。
・食欲がぐちゃぐちゃ
・常に何か食べたい
・何をしても痩せない
こういう状態の人は、
一度ガッツリ糖質を減らした方が早い。
でも、
・食事の間隔を空けられる
・タンパク質を意識できる
・軽く体を動かせる
この辺ができる人は、
糖質を“適量”残したままでも脂質代謝は回ります。
僕が伝えたいのは、ここ
糖質制限は目的じゃない。
脂質代謝を動かすための手段のひとつ。
なのに、
「糖質を食べたら終わり」
「白米=悪」
みたいになると、
一気に続かなくなる。
脂質代謝って、
もっと融通が効くし、
もっと人間的です。
ちゃんと
・空腹の時間を作って
・筋肉を動かして
・栄養を入れて
あげれば、
糖質をゼロにしなくても、体は働いてくれます。
まとめ
・脂質代謝は糖質ゼロじゃなくても上がる
・カギは「インスリンを下げる時間」
・食間・タンパク質・軽い運動が最優先
・糖質制限は“リセット用の奥の手”
ダイエットを難しくしてるのは、
方法じゃなくて、思い込みだったりします。
脂質代謝は、
ちゃんと使えば、ちゃんと応えてくれます。
たぶん、あなたが思っているよりも、
ずっと素直です。







