ケトダイエットの7つの嫌なところ。
最近「ケトジェニック最高!」と声高に叫ぶ三浦ですが、もちろんケトにはデメリットもあります。なので、本日はケトジェニックのデメリットと対策について書きますね。
そもそも論として。
ケトジェニックダイエットは1920年代から存在しますが、もともと小児の「てんかん」の食事療法として使われてました。ダイエットや健康についての研究は歴史が浅いです。
まだまだ「是か否か」という議論は研究界隈ではされており「賛成派」と「反対派」の両方が存在します。
否定的な意見について
ぼくは賛成派なんですが、反対意見を聞くと「確かにそうなるよね」って話も沢山なので、本日は色々読んだ結果のデメリットを7つ紹介します。
- - 食べるものが制限される
- - ケトフルーになる
- - 腎臓にストレスを与える
- - 腸内細菌に変容を起こす
- - 栄養不足になる可能性
- - 低血糖になる可能性
- - 慢性疾患や血管への悪影響
非常に恐ろしい雰囲気ですが、1つずつ説明していきます。
1.食べるものが制限される
ケトジェニックは1日糖質50g、タンパク質は程々、脂質たっぷりな食生活のこと。主食や果物・でんぷん質な野菜、日本だと調味料にも気を遣う必要があります。
そのため食べられるものが大きく制限され、それがまずデメリットとして挙げられます。
2.ケトフルーになる
ケトフルーとはケトジェニックをすると「めまい」や「頭痛」がします。この症状は糖質をエネルギー源としてた体内回路が、脂質に切り替わるタイミングで発生します。
エネルギー不足で起きる症状ですが、これが不快だったり、ちょっと体調不良が怖いってなるかも。ただ、これは大体1-3日以内に解決できますので安心ください。
3.腎臓にストレスを与える
そもそも「腎臓疾患ある人」と「糖尿病を患う人」は、医師の管理の元でケトジェニックは行ってください。
これは、動物性食品を大量に摂取すると、血液と尿がより酸性になり、尿中のカルシウムの排泄が増加する可能性があるため(R)腎臓結石のリスクが上がるとのことです。
4.腸内細菌が変化する可能性
ケトジェニックを実践すると「食物繊維」が不足する傾向が見られます。食物繊維は腸内細菌の餌になり、不足すると便秘になりがち。
食物繊維不足になりがちなのがケトのデメリット。しかし、これはケトと相性の良い食物繊維が豊富な野菜を食べると解決できるので、キノコ類・チアシード・ブロッコリーなどを積極的に食べましょう。
5.栄養不足になる可能性
いくつかの研究は、ケトダイエットが十分なカルシウム、ビタミンD、マグネシウム、およびリンを提供しないことを示唆しています。食事が偏るので栄養が偏る的な。
なので、カルシウム、ビタミンD、マグネシウム、およびリンなどを含む食材を食べるようにしましょう。
6.低血糖になる可能性
ケトジェニックダイエットは脂肪を減らす、血糖値コントロールで糖尿病患者への好影響があるケースも多いです。
しかし人により「低血糖になる可能性」が示唆されているので、お医者さんに相談の上、ケトはやるようにしてください。
7.慢性疾患や
血管への悪影響
13万人以上にわたる長期の研究(観察研究)では、動物ベースの低炭水化物ダイエットを、心臓病、癌、およびすべての原因による死亡率の上昇に関連付けました(R)
逆に植物由来の低炭水化物ダイエットは死亡率の低下と関連していました(R)
これは紐解いていくと
ケトジェニックすると動物性食品が増える、動物性食品には「飽和性脂肪酸」が多い、飽和性脂肪酸は血管トラブルが起きやすい、だから危険。みたいな感じです。
ケトタリアンよいかも
ぼくの所感ではありますが、植物由来の場合は、そこまでリスクは上がっていないので
「肉汁たっぷりのステーキ」とかじゃなく「アボガドとかの野菜を増やす」って対策でもOKなのでは?
と思ったりしてます。
これについては「ケトタリアン」って書籍で、お医者さんが解いているので、引き続き研究しつつ、みなさまへシェアしていきたいと思います。
引き続き発信していきます!
ということで、本日はケトジェニックダイエットのデメリット色々でした!
もしなんかあれば三浦にLINEください〜
本日は以上です!!