三浦が太った話②
三浦が10kg太っていた時の話をしようか②
完全にふざけたような話ですが多分、今日の投稿は読み終える頃には「へー」「ふーん」「はーん」「んふー(王騎)」って首を10回くらい振ることになると思うので最後まで読んでいってください。
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前回の投稿の通り、BoAでも無いのにジーンズがタイトになり、ワイシャツが心なしか普段よりまとわりついてくるようになり「お前ちょっと太りはじめてんで」と、自分の体から声がかかりはじめた。
そうさ、わかってたさ。
この頃、僕は個人事業主となっており、基本在宅で仕事していて、歩く距離はベッドからデスクまでの30秒の往復。超絶な運動部不足を実感していた。
体育会系で鳴らした俺が運動不足だと?!太っているだと?隠せない憤りを感じた僕は自分の怠慢な体と対決することに決めた。
そうキックボクシングをはじめた。
理由は家から3分で行ける好立地だし、格闘技ってなんか格好ええやんって思ってた僕は入会金無料キャンペーン(きっとずっと無料)を駆使して月謝を払い入会をした。
軽い気持ちで入会したものの、ジムの長は元プロのキックボクサーで、ジムにもセミプロがいて、合同練習とかさせられたら、否応なしに。
これがめちゃくちゃキツかった。はじめたては当然筋肉痛だし、汗がめちゃくちゃ出た。達成感とともに。
汗こんなに出てるし体重減ってるやろー!と思い、晩飯を食べた、たぶん心なしかキックボクシング始める前より食べるようになった。
理由はわかっている『運動してるから大丈夫』という悪魔のささやきが脳内に響き渡っていたからだ。モットメシヲクウ。
今でこそ言えるが「痩せるにおいて運動は非効率」それをまんまと体現してしまっていたのだ。
キックボクシングを始めて1ヶ月体重計に乗ったら始める前は74kgだった体重がなんと
75kgまで増えていた。
『筋肉がついたのかなー?』なんてポジティブな言い訳をかましつつ、たしかに多少引き締まった体に手応えを感じていた(今思えば勘違い)
のちのち調べたら筋トレして筋肉が傷ついても『浮腫む』ので体重は大体増える。なので筋トレするとストレートに体重が減るって思ってる人いるけど
ダメリーマン
筋トレする→筋肉が破壊される→筋肉が修復する→筋肉量が増える→代謝が上がる→消費エネルギーが増える→痩せる。
なので「筋トレやっとけば痩せるっしょっ!」って安易に筋トレしてる人はダイエット目的であれば今すぐやめたほうがいい。(いや、続けてもいいけどね)
そしてもう一度言う「運動は非効率」
もうひとつ理由を書こう。ざっくりランニング1時間走っても「茶碗一杯分」くらいのカロリーしか減らない。
要は1時間ゼーハーゼーハー言いながら鼻水と汗を流して「汗ながして気持ちいい!オッケー」と思ってる人は勘違い。
全然オッケーじゃ無いのだ。「今日はこれくらいにしとこうかな」と、2杯食べる白米の2杯目をおかわりしない事と大して変わらないのだ(痩せると言う意味では)
10分食べるのを我慢することが、1時間のランニングよりもダイエット効果としては優っているのだ。
だ・か・ら
食事で痩せる事の方が圧倒的に効率が良いのだ。
現に僕は、このあと10kg痩せることになるのだが、その時キックボクシングはやめていた。キックボクシングしてた時たぶんカロリー消費めっちゃしてたのに!!!!!
話逸れまくったけど
・運動してるから大丈夫
・汗かいても体重は減らない
・運動はダイエットに非効率
(食事制限と運動両方大事ってこと)
のちのち健康オタクなる僕は死ぬほど大量の書籍を読み漁るようになるのだが、心理学的にも生理学的にも、この3点は実証されている。
というわけでキックボクシングでのダイエットは失敗に終わった。キックボクシングで大量消費してTシャツ1枚、絞れるくらい汗かくことを1年間続けても痩せなかった.
むしろ本当に筋肉が増えたのか、よくわからないけど体重計は78kgを指していた。うーん、これはヤバい。見逃しようが無い。
そして仕事人間だった僕の感覚にも変化が出ていた。なんか体重たいし、ずっと浮腫んでる気がするし、頭がぼーっとする時間が増えた。
健康診断に行けば『脂肪肝ですね』と初めて会った同い年っぽいドクターに言われた、親に相談すれば「人生そんなもんだよ」って言われて納得していた。
(今思えばガチで単なる太り過ぎ)
でも痩せなきゃなーと言いながら低糖質ビールを飲んでいた僕に転機が訪れた。
近所に住む嫁の妹が10kg痩せて見違えていた。『月曜断食???』なにそれ??
続く。