筋肉のために糖質制限してはいけない。
糖質は抜いてはいけない
糖質は抜いた方が良い
どっちが正しいの?
と言う話たくさんありますけれども、本日は「筋肉増強中に糖質は抜いてはいけない」と言う話です。
ダイエットしてる人から「パーソナルトレーナーから糖質抜くな」と言わるという相談は本当に多いです。このパーソナルトレーナーさんが言ってる事は、正しいです。
筋肉を増やすと言う観点では。
糖質を抜くことと、糖質を取る事は、それぞれメリットとデメリットがあります。
糖質を抜くメリットは、インスリン分泌の観点から考えても体脂肪が燃えやすくなること(インスリン分泌が増えるとケトン体世々が進む=脂肪分解がすすむ
体脂肪をエネルギーにする代謝回路になることで、食欲の乱れが収まりやすくなる(もちろん個人差はある)
逆に糖質を抜くことのデメリットの1番は筋肉の増強が難しくなること。筋肉が落ちはしないですが、筋肉をつけるのが難しくなります。
よく糖質制限すると、筋肉が減ると言う情報を見ますが、それは間違いで、糖質制限中はケトン体がエネルギーになるので、エネルギー不足にならず、筋肉を分解する糖新生は発生しないです。
**筋肉が分解されるのは、人間がエネルギー不足に陥った時。**人間のエネルギーは、ブドウ糖だけといまだに信じられてますが、ケトン体もエネルギーになるため、糖質制限中に筋肉が落ちる事はありません。
しかしながら「筋肉を増やす」と言う観点では「糖質」と言う栄養素は必須になります。
理由が2つあって「糖質が体にないと筋トレがやりづらい」「筋肉の合成には糖質が必要」だからです。
僕に相談いただくトレーニーの方も、糖質は取った方が、筋肉は増やしやすいと言う意見が多いので、
糖質制限ケトジェニックと筋肉の真実は「筋肉は落ちないけど」「筋肉がつきにくい」と言うことになります。
なので、トレーニーの方などに糖質制限を提案するときは、ある程度、筋肉をつけた上で、体脂肪落とす段階で、ケトジェニック糖質制限を導入することをお勧めしてます。
繰り返しますがケトジェニックや糖質制限は「体脂肪を落とすのに効率が良い」「筋肉を落とすわけではない」「しかし、筋肉をつけるのには不向きである」と、いうことなので、
トレーニーレベルで筋肉をバルクアップしたいという人は、1日に30-50gくらいの糖質摂取は必要になると考えています。